ファイル名:000_1_0221000101703.doc 更新日時:2005/03/30 11:06 印刷日時:05/03/31 9:38
( 証券取引法第24条第1項に基づく報告書)
事業年度 ( 第81期)
自 平成16年1月1日 至 平成16年12月31日
ファイル名:000_3_0221000101703.doc 更新日時:2005/03/30 11:06 印刷日時:05/03/31 9:38
第81期(自平成16年1月1日 至平成16年12月31日)
有 価 証 券 報 告 書
1 本書は証券取引法第24条第1項に基づく有価証券報告書を、同法第27条 の30の2に規定する開示用電子情報処理組織( EDI NET) を使用して、平成17 年3月30日に提出したデータに目次及び頁を付して出力・印刷したもので あります。
2 本書には、上記の方法により提出した有価証券報告書の添付書類は含ま れておりませんが、監査報告書は末尾に綴じ込んでおります。
ファイル名:000_4_0221000101703.doc 更新日時:2005/03/31 5:28 印刷日時:05/03/31 9:38
目 次
頁 第81期 有価証券報告書
【表紙】 … … … 1 第一部 【企業情報】… … … 2 第1 【企業の概況】… … … 2 1 【主要な経営指標等の推移】… … … 2 2 【沿革】… … … 4 3 【事業の内容】… … … 5 4 【関係会社の状況】… … … 7 5 【従業員の状況】… … … 8 第2 【事業の状況】… … … 9 1 【業績等の概要】… … … 9
2 【生産、受注及び販売の状況】… … … 13
3 【対処すべき課題】… … … 14
4 【事業等のリスク】… … … 16
5 【経営上の重要な契約等】… … … 19
6 【研究開発活動】… … … 19
7 【財政状態及び経営成績の分析】… … … 21
第3 【設備の状況】… … … 27
1 【設備投資等の概要】… … … 27
2 【主要な設備の状況】… … … 28
3 【設備の新設、除却等の計画】… … … 29
第4 【提出会社の状況】… … … 30
1 【株式等の状況】… … … 30
2 【自己株式の取得等の状況】… … … 35
3 【配当政策】… … … 36
4 【株価の推移】… … … 36
5 【役員の状況】… … … 37
6 【コーポレート・ガバナンスの状況】… … … 39
第5 【経理の状況】… … … 41
1 【連結財務諸表等】… … … 42
2 【財務諸表等】… … … 73
第6 【提出会社の株式事務の概要】… … … 95
第7 【提出会社の参考情報】… … … 96
第二部 【提出会社の保証会社等の情報】… … … 97
監査報告書
ファイル名:000_header_0221000101703.doc 更新日時:2005/03/30 11:28 印刷日時:05/03/31 9:38
【表紙】
【提出書類】 有価証券報告書
【根拠条文】 証券取引法第24条第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 平成17年3月30日
【事業年度】 第81期( 自 平成16年1月1日 至 平成16年12月31日)
【会社名】 サッポロホールディングス株式会社
【英訳名】 SAPPORO HOLDI NGS LI MI TED
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 村 上 隆 男
【本店の所在の場所】 東京都渋谷区恵比寿四丁目20番1号
【電話番号】 03( 5423) 7213( 経理部)
【事務連絡者氏名】 経理部長 阿 江 敬 三
【最寄りの連絡場所】 東京都渋谷区恵比寿四丁目20番1号
【電話番号】 03( 5423) 7213( 経理部)
【事務連絡者氏名】 経理部長 阿 江 敬 三
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
( 東京都中央区日本橋兜町2番1号)
証券会員制法人札幌証券取引所
( 札幌市中央区南一条西五丁目14番地の1)
ファイル名:010_0221000101703.doc 更新日時:2005/03/30 16:36 印刷日時:05/03/31 9:38
第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
( 1) 最近5連結会計年度に係る主要な経営指標等の推移
回次 第77期 第78期 第79期 第80期 第81期
決算年月 平成12年12月 平成13年12月 平成14年12月 平成15年12月 平成16年12月 売上高 ( 百万円) 564, 064 557, 233 511, 751 479, 520 494, 929 経常利益 ( 百万円) 8, 558 9, 469 2, 366 6, 788 18, 005 当期純利益 ( 百万円) 1, 304 4, 389 1, 168 2, 412 4, 643 純資産額 ( 百万円) 103, 337 105, 944 106, 526 87, 364 92, 263 総資産額 ( 百万円) 764, 681 729, 600 717, 486 630, 637 602, 111 1株当たり純資産額 ( 円) 304. 98 312. 71 314. 69 245. 80 259. 81 1株当たり当期純利益 ( 円) 3. 85 12. 96 3. 45 6. 95 13. 07 潜在株式調整後
1株当たり当期純利益
( 円) ― 12. 90 ― ― 12. 01
自己資本比率 ( %) 13. 5 14. 5 14. 8 13. 9 15. 3 自己資本利益率 ( %) 1. 3 4. 2 1. 1 2. 5 5. 2 株価収益率 ( 倍) 87. 0 28. 0 56. 8 42. 4 37. 1 営業活動による
キャッシュ・フロー
( 百万円) 28, 699 42, 085 22, 696 30, 476 32, 242 投資活動による
キャッシュ・フロー
( 百万円) △ 13, 358 △ 10, 308 △ 12, 245 10, 956 53, 314 財務活動による
キャッシュ・フロー
( 百万円) △ 24, 852 △ 28, 933 △9, 517 △ 42, 757 △35, 418 現金及び現金同等物
の期末残高
( 百万円) 6, 130 9, 154 9, 933 8, 455 58, 706 従業員数
( 外、平均臨時 従業員数)
( 名)
5, 417 ( 2, 948)
5, 240 ( 2, 890)
4, 970 ( 2, 822)
4, 678 ( 3, 459)
3, 979 ( 3, 362) ( 注) 1 売上高には、消費税等は含まれておりません。
2 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、第77期、第79期及び第80期は調整計算の結果、1株 当たり当期純利益が減少しないため、記載しておりません。
3 第80期より「1株当たり当期純利益に関する会計基準」( 企業会計基準第2号) 及び「1株当たり当期純 利益に関する会計基準の適用指針」( 企業会計基準適用指針第4号) を適用しております。
ファイル名:010_0221000101703.doc 更新日時:2005/03/30 16:36 印刷日時:05/03/31 9:38
( 2) 提出会社の最近5事業年度に係る主要な経営指標等の推移
回次 第77期 第78期 第79期 第80期 第81期
決算年月 平成12年12月 平成13年12月 平成14年12月 平成15年12月 平成16年12月 営業収益 ( 百万円) 479, 219 465, 251 423, 262 175, 016 3, 242 経常利益
又は経常損失( △)
( 百万円) 7, 070 7, 363 2, 884 △5, 106 3, 022 当期純利益
又は当期純損失( △)
( 百万円) 501 4, 012 2, 063 △4, 438 2, 035 資本金 ( 百万円) 43, 831 43, 831 43, 831 43, 831 43, 831 発行済株式総数 ( 千株) 338, 834 338, 834 338, 834 356, 179 356, 179 純資産額 ( 百万円) 108, 841 111, 146 112, 755 111, 390 112, 038 総資産額 ( 百万円) 727, 047 696, 690 694, 833 439, 445 409, 281 1株当たり純資産額 ( 円) 321. 22 328. 06 333. 09 313. 33 315. 50 1株当たり配当額
( 内、1株当たり 中間配当額)
( 円) ( 円)
5. 00 ( 2. 50)
5. 00 ( 2. 50)
5. 00 ( 0. 00)
5. 00 ( 0. 00)
5. 00 ( 0. 00) 1株当たり当期純利益
又は当期純損失( △)
( 円) 1. 48 11. 84 6. 09 △12. 79 5. 73 潜在株式調整後
1株当たり当期純利益
( 円) ― ― ― ― 5. 32
自己資本比率 ( %) 15. 0 16. 0 16. 2 25. 3 27. 4 自己資本利益率 ( %) 0. 5 3. 6 1. 8 ― 1. 8 株価収益率 ( 倍) 226. 2 30. 7 32. 2 ― 84. 7 配当性向 ( %) 337. 6 42. 2 82. 0 ― 87. 2 従業員数
( 外、平均臨時 従業員数)
( 名)
2, 530 ( 538)
2, 432 ( 544)
2, 332 ( 443)
26 ( 0)
88 ( 1) ( 注) 1 営業収益には、消費税等は含まれておりません。
2 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、第77期、第78期及び第79期は調整計算の結果、1株 当たり当期純利益が減少しないため、第80期は当期純損失を計上しているため、記載しておりません。 3 第80期より「1株当たり当期純利益に関する会計基準」( 企業会計基準第2号) 及び「1株当たり当期純
利益に関する会計基準の適用指針」( 企業会計基準適用指針第4号) を適用しております。
4 第80期は、7月の会社分割により、各事業会社に事業部門が移管され、営業収益、総資産額等が大きく 減少しております。
5 第81期は、純粋持株会社体制による通期の経営成績、期末の財政状態を示しております。
ファイル名:010_0221000101703.doc 更新日時:2005/03/30 16:36 印刷日時:05/03/31 9:38
2 【沿革】
当社は、過度経済力集中排除法及び企業再建整備法の適用を受けた大日本麦酒株式会社( 以下旧会社 といいます) の決定整備計画に基づき設立され、資本金1億円をもって昭和24年9月1日「日本麦酒株 式会社」として発足いたしました。発足時、当社は旧会社から「サッポロ」「ヱビス」の両商標を受 け継ぎました。
その後、多くの工場・支店や研究所を開設しながら飲料、ワイン洋酒、不動産などにも事業を拡大 し、企業グループとして発展を続けてまいりました。
昭和39年1月に「サッポロビール株式会社」へ社名変更し、さらに平成15年7月には純粋持株会社
「サッポロホールディングス株式会社」となり、その下に「酒類」「飲料」「外食」「不動産」の各 事業会社を擁する新しいグループ体制に移行しました。
なお、旧会社は明治39年3月、札幌・日本・大阪の3麦酒会社の合同により設立され、その3社の うち札幌麦酒株式会社は、明治9年9月に設立された開拓使麦酒醸造所に端を発しますところから、 当社は平成13年に創業125周年を迎えております。
昭和24年9月 日本麦酒株式会社発足
本店所在地:東京都目黒区三田247番地
支店:東京、札幌、仙台、名古屋、九州の5支店 工場:目黒、川口、札幌、名古屋、門司の5工場 日本共栄株式会社( 現株式会社サッポロライオン) を設立( 現連結子会社) 昭和24年10月 東京証券取引所上場
昭和24年11月 大阪証券取引所上場( 平成15年7月上場廃止) 昭和24年12月 名古屋証券取引所上場( 平成15年7月上場廃止) 昭和25年4月 札幌証券取引所上場
昭和32年1月 国際飲料株式会社( 現サッポロ飲料株式会社) を設立( 現連結子会社)
昭和38年8月 星和運輸株式会社( 現サッポロ流通システム株式会社) を設立( 現連結子会社) 昭和39年1月 「サッポロビール株式会社」と社名変更
本店を「東京都中央区銀座七丁目1番地」に移転
昭和46年8月 株式会社サッポロエージェンシーを設立( 現連結子会社)
昭和49年12月 丸勝葡萄酒株式会社( 現サッポロワイン株式会社) の全株式を取得( 現連結子会社) 昭和53年11月 本店を「東京都中央区銀座七丁目10番1号」に移転
昭和59年7月 米国( ニューヨーク) にSAPPORO U. S. A. , I NC. を設立( 現連結子会社)
昭和61年7月 恵比寿開発株式会社( 現恵比寿ガーデンプレイス株式会社) を設立( 現連結子会社) 平成4年11月 株式会社サッポロホテルエンタプライズを設立( 平成16年12月株式譲渡)
平成5年4月 サッポロファクトリー開業
平成6年9月 本店を「東京都渋谷区恵比寿四丁目20番1号」に移転 平成6年10月 恵比寿ガーデンプレイス開業
平成15年7月 純粋持株会社へ移行し「サッポロホールディングス株式会社」と社名変更 新たにサッポロビール株式会社を設立( 現連結子会社)
ファイル名:010_0221000101703.doc 更新日時:2005/03/30 16:36 印刷日時:05/03/31 9:38
3 【事業の内容】
当社グループは、当社及び子会社27社、関連会社14社によって構成され、その主な事業内容と、主 要会社の当該事業における位置づけは次のとおりであります。なお、事業の種類別セグメントと同一 の区分であります。
( 1) 酒類事業
サッポロビール㈱( 連結子会社) はビール・発泡酒その他の酒類の製造、販売を行っております。 サッポロワイン㈱( 連結子会社) は、国産ワイン・ブランデーその他の酒類を製造し、サッポロビー ル㈱へ納入しております。SAPPORO U. S. A. , I NC. ( 連結子会社) は米国においてサッポロブランドの酒 類販売を行っております。
( 2) 飲料事業
サッポロ飲料㈱( 連結子会社) は飲料の製造・販売を行っております。
( 3) 外食事業
㈱サッポロライオン( 連結子会社) は、ライオンチェーンのビヤホール、レストランをはじめ各種 業態の飲食店を経営しており、サッポロビール㈱およびサッポロ飲料㈱が販売する各種製品等を顧 客に提供しております。
( 4) 不動産事業
恵比寿ガーデンプレイス㈱( 連結子会社) は、オフィス、住宅、商業、飲食、文化施設等の複合施 設「恵比寿ガーデンプレイス」( 東京都渋谷区、目黒区) と、商業、アミューズメント等の複合施設
「サッポロファクトリー」( 札幌市) の管理・運営を行っております。
( 5) その他の事業
㈱サッポロホテルエンタプライズ( 連結子会社) は、恵比寿ガーデンプレイス内において「ウェス ティンホテル東京」を経営しておりましたが、平成16年12月に㈱サッポロホテルエンタプライズの 全株式をグループの経営改革と体質改善を目的に譲渡いたしました。
以上の当社グループの状況について、事業系統図を示すと次のとおりであります。
ファイル名:010_0221000101703.doc 更新日時:2005/03/30 16:36 印刷日時:05/03/31 9:38
事業の系統図
ファイル名:010_0221000101703.doc 更新日時:2005/03/30 16:36 印刷日時:05/03/31 9:38
4 【関係会社の状況】
関係内容
役員の兼任等 名称 住所
資本金又 は出資金 ( 百万円)
主要な 事業の 内容
議決権 の所有 ( 又は被 所有)
割合 当社 役員 ( 人)
当社 従業員
( 人) 資金 援助
営業上の取引
設備の 賃貸
その他
( 連結子会社) サッポロビール㈱
東京都 渋谷区
10, 000 酒類 100. 0 1 0 あり 経営指導料他の負担 ― 建物の 賃貸 サッポロ飲料㈱
神奈川県 厚木市
2, 900 飲料 100. 0 1 7 なし 経営指導料他の負担 ― ―
㈱サッポロライオン
東京都 中央区
4, 878 外食 100. 0 2 0 なし 経営指導料他の負担 ― ―
恵比寿
ガーデンプレイス㈱
東京都 渋谷区
2, 080 不動産 100. 0 1 3 あり 経営指導料他の負担 ― ―
シャトーレストラン㈱
東京都 目黒区
490 外食 100. 0 2 3 あり ― ― ―
㈱サッポロ フローリスト
東京都 目黒区
100 その他 100. 0 0 4 あり 事務委託料の負担 ― ―
㈱サッポロ スポーツプラザ
東京都 渋谷区
10 その他 100. 0 0 4 なし 事務委託料の負担 ― ―
サッポロワイン㈱
東京都 渋谷区
2, 000 酒類
100. 0 ( 100. 0)
0 1 なし ― ― ―
㈱恵比寿ワインマート
東京都 渋谷区
300 酒類
100. 0 ( 100. 0)
0 1 なし 事務委託料の負担 ― ―
㈱東京エネルギー サービス
東京都 渋谷区
490 不動産 100. 0 ( 100. 0)
0 5 なし 事務委託料の負担 ― ― サッポロ
流通システム㈱
東京都 渋谷区
540 酒類
100. 0 ( 100. 0)
0 0 なし ― ― ―
㈱サッポロ エージェンシー
東京都 中央区
30 酒類
100. 0 ( 100. 0)
0 1 なし ― ― ―
サッポロ
エンジニアリング㈱
東京都 渋谷区
95 酒類
100. 0 ( 100. 0)
0 0 なし ― ― ―
㈱ニュー三幸
北海道 小樽市
47 外食
64. 8 ( 64. 8)
0 0 なし ― ― ―
SAPPORO U. S. A. , I NC.
アメリカ ニューヨーク州 ニューヨーク市
7, 200 千米ドル
酒類
100. 0 ( 100. 0)
0 0 なし ― ― ―
( 持分法適用関連会社) サッポロ・ギネス㈱
東京都 渋谷区
10 酒類
50. 0 ( 50. 0)
1 0 なし ― ― ―
㈱新星苑
東京都 渋谷区
1, 000 外食
50. 0 ( 50. 0)
1 0 なし ― ― ―
京葉ユーティリティ㈱
千葉県 船橋市
600 酒類
20. 0 ( 20. 0)
0 0 なし ― ― ―
㈱ ザ ・ ク ラ ブ ・ ア ッ ト・エビスガーデン
東京都 目黒区
200 その他 30. 0 ( 10. 0)
1 1 なし ― ― ―
( 注) 1 主要な事業の内容欄には、事業の種類別セグメントの名称を記載しております。
2 特定子会社はサッポロビール㈱、サッポロ飲料㈱、㈱サッポロライオン、恵比寿ガーデンプレイス㈱で あります。
3 議決権の所有割合の( ) 内は、間接所有割合であり、内数となっております。
4 サッポロビール㈱及びサッポロ飲料㈱については、売上高( 連結会社相互間の内部売上高を除く) の連結 売上高に占める割合が10%を超えております。
主要な損益情報等 サッポロビール㈱ サッポロ飲料㈱
( 1) 売上高 354, 544 69, 261 百万円
( 2) 経常利益 12, 736 156 百万円
( 3) 当期純利益又は 当期純損失( △ )
△5, 327 57 百万円 ( 4) 純資産額 26, 469 5, 094 百万円 ( 5) 総資産額 296, 943 22, 316 百万円
ファイル名:010_0221000101703.doc 更新日時:2005/03/30 16:36 印刷日時:05/03/31 9:38
5 【従業員の状況】 ( 1) 連結会社の状況
平成16年12月31日現在
事業の種類別セグメントの名称 従業員数( 名)
酒類 2, 654( 1, 086)
飲料 495( 48)
外食 591( 2, 084)
不動産 116( 61)
その他 35( 82)
全社( 共通) 88( 1)
合計 3, 979( 3, 362) ( 注) 1 従業員数は就業人員であります。
2 ( ) 内は、年間平均臨時従業員数を外数で表示しております。
3 その他事業の従業員が前期に比べて513名減少しましたが、これは主として㈱サッポロホテルエンタプ ライズを譲渡したことによるものです。
( 2) 提出会社の状況
平成16年12月31日現在
従業員数( 名) 平均年齢( 歳) 平均勤続年数( 年) 平均年間給与( 千円)
88( 1) 41. 5 17. 6 7, 382
( 注) 1 従業員数は就業人員であります。
2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 3 ( ) 内は、年間平均臨時従業員数を外数で表示しております。
4 従業員が前期に比べて62名増加しましたが、これは主として平成16年9月13日の組織変更により、グル ープ企業への支援サポート業務を担当する部署を当社に新設したことによるものです。
( 3) 労働組合の状況
当社グループには、サッポロビール労働組合等が組織されております。 なお、労使関係について特に記載すべき事項はありません。
ファイル名:020_0221000101703.doc 更新日時:2005/03/31 5:20 印刷日時:05/03/31 9:38
第2 【事業の状況】
1 【業績等の概要】 ( 1) 業績
当連結会計年度の日本経済は、個人消費低迷の改善などが見られるようになったものの、後半の 海外経済の減速や情報化関連財の調整、また相次ぐ台風の上陸や地震などの影響もあり、景気の十 分な回復には至らない状況でした。
当社グループ各社が事業を展開している酒類・飲料・外食などの業界においては、消費の二極化、 カ テ ゴ リ ー 間 の ボ ー ダ ー レ ス 化 、 嗜 好 の 多 様 化 な ど が ま す ま す 顕 著 と な り 、 お 客 様 に 望 ま れ る 商 品・サービスをいかに的確に捉え、提供するかといった、企業の総合力が試される状況となってい ます。
当社グループは平成15年7月1日に「純粋持株会社体制」に移行しました。以来、酒類、飲料、 外食、不動産の主要事業会社は、それぞれの業界において強い企業を目指し、経営改革を実践する とともに、新たなビジネスモデルの構築に取り組んでいます。
当連結会計年度における当社グループの連結業績は、酒類事業、飲料事業の売上数量増に加え各 事業会社における持続的な体質改善への取り組みがコスト削減などに結実し、売上高4,949億 円 ( 前 年 同 期 比 1 5 4 億 円 、 3 . 2 % 増 ) 、 営 業 利 益 2 3 6 億 円 ( 前 年 同 期 比 1 0 3 億 円 、 77.4%増)経常利益180億円(前年同期比112億円、165.2%増)となりました。ま た当期純利益は、「ウェスティンホテル東京」の売却益や減損会計の早期適用による減損損失を計 上したことなどにより、46億円(前年同期比22億円、92.4%増)となりました。
以下、事業セグメント別の概況は記載の通りであります。
[酒類事業]
ビール事業では、7月の猛暑が需要を押し上げた一方、台風や地震などの天災の影響も受け、ド ラフトワンなどの新ジャンルを含めた総需要が100%を若干上回るという市場環境の中、以下の マーケティング施策を展開しました。
2月に全国発売した「サッポロ Dr af t One(ドラフトワン)」は、麦芽も麦も使用しないため、 かつてない「スッキリとした味」とお求めやすい価格が人気で、発売直後から話題の商品となりま した。当初の目標1000万ケースを2度上方修正するほどで、最終的には1800万ケースを超 える大ヒット商品へと成長させることができました。
「サッポロ生ビール黒ラベル」は、「☆」をベースに樽生と瓶・缶を「サッポロ生ビール」とし て包括的にアピールしました。ロイヤルユーザーからの強力なご支持を頂戴しましたが、ビール総 需要の低迷もあり、前年同期比94%となりました。
発泡酒では基幹商品の「北海道生搾り」を、『2006年までに麦芽とホップを100%協働契 約栽培にする』という取り組みを代表するブランドと位置付け、原料へのこだわりをお客様にアピ ールしました。ドラフトワンのヒットの影響もあり、発泡酒全体では、前年同期比72%となりま
ファイル名:020_0221000101703.doc 更新日時:2005/03/31 5:20 印刷日時:05/03/31 9:38
した。
「ヱビスビール」は、ビール総需要低迷の中、前年同期比で101%と、12年連続でシェアア ップを達成しました。また、インターネットを通じて「ヱビス超長期熟成」を限定販売し、ビール ファンからも多くの注目を集めました。ヱビスブランド全体では前年新発売した「ヱビス<黒>」 ブームの裏返しで、若干前年を下回る98%となりました。
上記の結果、ビール・発泡酒・ドラフトワン合計の売上数量は、ドラフトワンの記録的なヒット もあり前年同期比113%と、前年並みとなった総需要を大きく上回る実績を獲得しました。
国際事業では、欧州向けにはアイルランドのディアジオ社(本社は英国)、北米向けにはカナダ のスリーマン社、中国では江蘇省の大富豪ビール社、台湾ではTTL社で現地生産を行い、海外で の生産・販売を積極的に推し進めています。
ワイン事業では、国産フラッグシップブランド「グランポレール」が、前年に引き続き国産ワイ ンコンクールの金賞を2年連続で受賞するなど、国内外で多数の賞を獲得し、その優れた品質が高 い評価を得ています。一方、国産デイリーワイン商品「うれしいワイン」「クリアドライ」のダブ ルブランドが、この分野のトップシェアを堅持しており、国産ワイン市場第2位メーカーの地位を 不動のものとしました。
輸入ワインは、9月に発売した豪州「イエローテイル」が発売早々10万ケースを上回るヒット 商品に成長したほか、米国「ベリンジャー」、フランス「ラ・キュベ・ミティーク」などのパワー ブランドも順調に育っています。
この結果、ワイン総需要が前年を下回る中で、当社の国産・輸入合計の売上数量は前連結会計年 度並となり、4年連続シェアアップを果たしました。
アグリ事業では、世界各地で大麦やホップの育種開発を行う一方、『2006年までに麦芽とホ ップを100%協働契約栽培にする』という独自の取り組みを牽引し、原料へのこだわりを推進し ています。
プラント事業では、ビール製造技術で培った精密ろ過技術などのサニタリーエンジニアリング技 術を中心に展開しています。
酵母・健康食品事業では、主力である乾燥酵母や酵母エキスに加えて、健康食品についても新た な商品開発に着手しています。
以上の結果、酒類事業の売上高は3,645億円(前年同期比226億円、6.6%増)、営業 利益は188億円(前年同期比142億円、314.2%増)となりました。
[飲料事業]
飲料市場は、消費者の健康志向に加えて夏場の記録的な猛暑の影響もあり、無糖系飲料を中心に 売上を伸ばし、総需要は前年同期比105%程度と成長しました。
主 力 商 品 で あ る 「 玉 露 入 り お 茶 」 及 び 炭 酸 飲 料 、 果 汁 飲 料 の 拡 販 に 注 力 す る と と も に 、 「 北 海 道」ブランドをはじめとする新商品の販売促進に努めた結果、前年同期比108%と総需要を上回 ることができました。
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ました。
炭酸、果汁飲料については、大人向けの炭酸飲料というコンセプトが評価された「SPARKLI NG」や、 果実の食感が楽しめる果汁飲料「美味しぼり」などが支持され、前期を大きく上回る売上となりま した。
新商品については、サッポロ発祥の地である北海道の牛乳を使用した「北海道」ブランドの拡大 に注力、またアメリカの果汁ブランドである「オーシャンスプレー」、ドイツナンバーワンの天然 発泡性ミネラルウォーター「ゲロルシュタイナー」という海外ブランドの導入を行うなど、積極的 な商品展開を行い実績に貢献しました。
以上の結果、飲料事業の売上高は693億円(前年同期比41億円、6.4%増)、営業利益は 4億円(前年同期比13億円増)となりました。
[外食事業]
外食業界は、空梅雨、猛暑によるプラス要因がありましたが、アテネオリンピック期間の来客減 と台風や大雨の影響により相殺され、既存店売上の減少が続く回復感に乏しい状況にありました。
このような中で、「ビヤホールの復活」を標語として既存店収益の回復を目指し、新業態店舗を 中心とする新規出店による売上の拡大に努めました。
既存店部門では、業態別にメニューの品質向上や主要なお客様層に対する販売促進活動を推進し ました。その結果、優良な立地にある大型店を中心に売上高が回復し、既存店部門が平成9年以来 の対前年増となりました。
新規出店では、「ニューヨークスタイルダイニング・ロブ」の1号店や「かこいや」など新業態 店舗を中心に9店舗を出店し、新たなお客様層の獲得と優良な立地の確保を図りました。一方、受 託営業店舗を中心に15店舗を閉鎖しましたので、当連結会計年度末の店舗数は207店舗になり ました。
以上の結果、外食事業の売上高は前連結会計年度並の266億円、営業利益は2億円(前年同期 比13億円増)となりました。
[不動産事業]
不動産業界は、首都圏におけるオフィス需給が改善傾向に転じオフィス稼働率は全体的に向上し ましたが、これまでの大量供給や景気の低迷により賃料水準は依然として低下傾向が続いています。
このような中で、不動産事業の中核である複合都市「恵比寿ガーデンプレイス」は、広い空間や 緑豊かな恵まれた環境と、安全と清潔を重視したグレードの高い管理が、多くの方から評価をいた だいており、発展し続ける恵比寿エリアのランドマークとなっています。特に当期は開業10周年 を迎えたことから、年初より様々なイベントを開催し話題喚起に努めるとともに、オフィスコンビ ニや託児所の導入など、街の機能性向上を図りました。
札幌市の商業施設「サッポロファクトリー」におきましても、9月にファッションエリアにおけ るテナントミックスの変更を行い、11月にも飲食エリアなどのリニューアルを行うなど、魅力度 アップと話題喚起により集客増に努めました。
そ の 他 、 銀 座 4 丁 目 交 差 点 の 「 サ ッ ポ ロ 銀 座 ビ ル 」 な ど 保 有 物 件 の 賃 貸 事 業 や 各 種 不 動 産 の 管
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理・販売を行っています。
一方、販売用不動産による売上が前連結会計年度と比較して大きく減少したことにより、不動産 事業の売上高は225億円(前年同期比109億円、32.7%減)、営業利益は59億円(前年 同期比75億円、55.8%減)となりました。
[その他の事業]
中核であるホテル事業では、競争激化の中、「エグゼクティブラウンジ」の開設などを行い、客 単価の増加・客室稼働率の向上を図りました。
12月1日、開業以来「ホテルの新御三家」と高い評価を得ていた「ウェスティンホテル東京」 を、当社グループの経営改革と体質改善を目的に事業譲渡を行いました。
以上の結果、その他事業の売上高は119億円(前年同期比5億円、4.0%減)、営業損失は 2億円となりました。
( 2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度の税金等調整前当期純利益は77億円(前年同期比54億円増)となり、減価償 却費253億円、有形固定資産売却除却損114億円等を調整した結果、営業活動によるキャッシ ュ・フローは322億円(前年同期比17億円、5.8%増)の資金増加となりました。
有形固定資産の取得の支出77億円がありましたが、ホテル事業の売却496億円及び物流セン タ ー な ど の 有 形 固 定 資 産 売 却 に よ る 収 入 9 4 億 円 が あ り 、 投 資 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー は 533億円の資金増加(前年同期比423億円増)となりました。
長期借入金の返済339億円、社債の償還による支出200億円等がありましたが、社債の発行 による調達が201億円となり、財務活動によるキャッシュ・フローは354億円の資金減少(前 年同期比73億円減)となりました。
以上により当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物の期末残高は前連結会計年 度末より502億円(594%)増加し、587億円となりました。
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2 【生産、受注及び販売の状況】 ( 1) 生産実績
当連結会計年度における酒類事業及び飲料事業の生産実績を示すと、次のとおりであります。
事業の種類別セグメントの名称 数量( kl ) 前年同期比( %)
酒類事業( ビール・発泡酒等) 975, 392 +11. 8
酒類事業( ワイン等) 17, 001 △ 3. 6
飲料事業( 飲料) 35, 413 △ 10. 2
( 2) 受注状況
当社グループ( 当社及び連結子会社) では受注生産を行っておりません。
( 3) 販売実績
当連結会計年度における販売実績を事業の種類別セグメントごとに示すと、次のとおりでありま す。
事業の種類別セグメントの名称 販売高( 百万円) 前年同期比( %)
酒類事業 364, 585 +6. 6
飲料事業 69, 323 +6. 4
外食事業 26, 610 +0. 1
不動産事業 22, 505 △32. 7
その他の事業 11, 904 △ 4. 0
合計 494, 929 +3. 2
( 注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
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3 【対処すべき課題】 1. グループ経営の基本方針
サッポログループは、「潤いを創造し、豊かさに貢献する」を経営の基本理念に掲げ、「株主、 顧客、従業員などすべての利害関係者(ステークホルダー)の満足を追求する」ことを経営の基本 方針として、企業価値の向上を目指します。
また、「いいものだけを」のスローガンの下、原材料、製法から、物流、営業などさまざまな企 業活動はもとより、グループ従業員の行動に至るまで、あらゆる面での質の向上を目指し、すべて の段階で「お客様起点」に立って、商品・サービスをご提供したいと考えています。
2. 利益配分に関する基本方針
当社は、株主の皆様への適切な利益還元を経営上の重要政策と位置付け、安定した配当の維持を 基本とし、業績や財務状況等を勘案して配当を行います。
内部留保金につきましては、財務体質の強化を図りながら、新たな成長につながる戦略的投資に 充当していきます。
3. 中期的な経営戦略
サッポログループは平成15年7月1日に「純粋持株会社体制」へ移行し、「サッポロホールデ ィングス株式会社」の下、「酒類」「飲料」「外食」「不動産」の4事業会社を軸とする新体制と なりました。そして、平成16年から平成18年の3年間を「生まれ変わる3年」と位置づけ、サ ッポログループの現況や将来的に発揮できる中核能力などの見直しを行っています。各事業会社は、 経営改革を実践し、それぞれ新たなビジネスモデルを構築していくことによって、それぞれの業界 で闘える企業として生まれ変わります。
4. 目標とする経営指標
経営資源の有効活用を図り、投下資本効率の向上と自己資本の充実をグループ経営の最重点課題 とします。「生まれ変わる3年」で目標としていました経営指標(平成18年に投下資本事業利益 率:5.0%、金融負債残高:2,900億円の実現)は、平成16年に達成しましたが、新たな 目標の設定などは精査中であり、後日公表する予定です。
※ 投下資本事業利益率=事業利益(経常利益+支払利息)÷ 投下資本(株主資本+金融負債)
5. グループ戦略課題
(1)スピード経営の実現と目標へのコミットメント
主要4事業会社各社が「自主独立したフレキシブルでスピードのある経営」を実現し、収益力の 向上を図ります。各事業会社がそれぞれの経営目標に対して、サッポロホールディングスを通して、 ステークホルダーにコミットメントしていきます。
(2)戦略的なアライアンスの強化
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(3)グループシナジー効果の創出
グループ会社間の相乗効果により、「サッポロ」「ヱビス」ブランドを中心としたグループ共有 のブランド価値を高め、グループ価値の向上を目指します。当社はグループ価値の最大化を目標と して、各事業会社に対する支援を行っていきます。
(4)金融負債水準の適正化
金融負債については、グループ会社ごとの事業内容に合わせた適正な水準に圧縮していきます。
(5)経営における透明性の向上
事業ごとに情報開示を推し進め、より透明性を高めていきます。また、ステークホルダーとのコ ミュニケーションを強化するために、双方向の情報提供に努めます。
(6)コンプライアンスの徹底と社会的責任の遂行
平成15年9月に制定した「サッポログループ企業行動憲章」に基づき、グループの経営理念で ある「潤いを創造し、豊かさに貢献する」−「顧客第一」「社会調和」「人間尊重」を実践します。 なかでも「品質対策」「環境対策」「個人情報保護対策」を重点項目とし、社会との良好な関係を 構築していきます。
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4 【事業等のリスク】
当社グループの経営成績及び財務状況など(株価などを含む)に影響を及ぼす可能性のあるリス クには以下のようなものがあります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社が判断したものです。
(1)経済情勢について
当社グループの売上高は国内の景気動向による影響を受けるため、経済情勢の変化による景気悪 化に伴い、主要製品の出荷変動、デフレ傾向による主要製品の単価下落の可能性があります。また、 経済情勢の悪化によって、保有資産の価値の低下につながる可能性もあります。
(2)特定事業分野への依存度について
当社グループの主要な事業セグメントは酒類事業であり、平成16年12月期における連結売上 高の73.7%、営業利益の79.5%を占めています。その中でも、国内ビール事業(ビール・ 発泡酒・ドラフトワンなど)が売上高・営業利益の大半を占めており、国内ビール事業が、需要が 減少する中での競合他社との価格競争、消費者の嗜好の変化、酒税の増税に対応しての商品値上げ、 冷夏や長期間にわたる梅雨などの要因によって売上が減少した場合、当社グループの業績に悪影響 を及ぼす可能性があります。
(3)食品の安全性について
当社グループは品質保証体制の確立に向けて取り組みを強化していますが、当社グループ固有の 品質問題のみならず、社会全般にわたる一般的な製品及び原料に係る品質問題などが発生した場合、 製品回収、出荷不良品発生などの可能性があります。外食事業においては、食中毒が発生した場合、 一定期間の営業停止などを命ぜられ、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
(4)原材料価格について
当社グループの使用する主要な原材料には、その価格が市場の状況により変動するものがありま す。それら主要原材料の価格が高騰することにより、売上原価が上昇し、業績に悪影響を及ぼす可 能性があります。
(5)顧客情報流出について
当社グループでは個人情報の管理の徹底にむけた体制作りを強化していますが、今後、予測不能 のウィルスの進入や情報への不正アクセスなどにより、個人情報の流出などの問題が発生した場合、 当社グループへの損害賠償請求や信用の低下などにより費用の増加や収益の減少が発生し、業績に 悪影響を及ぼす可能性があります。
(6)得意先への信用リスクについて
当社グループは得意先や投資先の信用リスクに備えていますが、予期せぬ倒産などの事態により 債権回収に支障が発生した場合など、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
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このような中、法的手続きによる権利の保全にも万全を期していますが、将来において、現在予測 し得ない法的規制などが設けられる可能性があり、これらの法的規制などの適用を受けることとな っ た 場 合 、 事 業 活 動 が 制 限 さ れ る 可 能 性 が あ り 、 業 績 に 悪 影 響 を 及 ぼ す 可 能 性 が あ り ま す 。 ビール・発泡酒を始めとする酒類の広告に対する規制や、酒販店店頭での販売時間に対する規制、 酒類販売場所の規制が広がっていく場合、需要の減少や新たな規制に対応するための費用などの要 因について、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
(8)自然災害によるリスクについて
当社グループは保有するオフィス、商業、住宅などの施設及び工場などの設備安全について火災 などの事故発生防止の体制作りを強化し、また地震などの自然災害の発生時に、人的被害・工場な どの設備破損が生じないように管理体制の確立を行っています。しかし、想定範囲を超えた事象が 発生した場合、損害発生、商品供給に支障をきたすなどの可能性があり、業績に悪影響を及ぼす可 能性があります。
(9)金融負債について
当社グループでは、各事業の必要資金の多くを、社債や金融機関からの借入により調達しており、 金融負債は総資産に比して高い水準にあります(平成16年12月31日現在2,898億円(連 結ベース)、総資産の48%)。当社グループの金融負債は、経営計画に基づき削減に努めていま すが、今後、市場金利が上昇した場合や、格付機関が当社の格付を引き下げた場合には、金利負担 が重くなったり資金調達の条件が悪化することにより、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
(10)退職給付債務について
当社グループの従業員退職給付費用及び債務は、割引率など数理計算上で設定される前提条件や 年金資産の期待運用収益率に基づいて算出されています。実際の結果が前提条件と異なる場合、ま たは前提条件が変更された場合、その影響は数理計算上の差異として累積され、発生時の従業員の 平均残存勤務期間で処理されるため、将来において認識される費用及び計上される債務に影響を及 ぼします。なお、当連結会計年度末における当該未処理額は90億円であります。また、退職給付 会計導入時の会計基準変更時差異は15年で処理しており、当連結会計年度末における未処理額は 170億円であります。
(11)減損会計の適用について
当社グループは、当連結会計年度(平成16年12月期)から減損会計を早期適用し、固定資産 の減損に係る会計基準に基づき、減損の基準に該当した物件はすべて減損損失(合計60億円)を 計上しました。しかしながら、今後、不動産価格の下落や事業環境の変化などによっては、新たに 減損損失計上の要件に該当する物件が発生したり、売却することとなった場合にはその価格により 固定資産売却損を計上する可能性があり、これにより当社グループの業績や財政状態に悪影響を及 ぼす可能性があります。
(12)持株会社のリスクについて
当 社 グ ル ー プ を 代 表 し て 上 場 し て い る サ ッ ポ ロ ホ ー ル デ ィ ン グ ス ㈱ ( 以 下 「 当 社 」 と い い ま す。)は、当社が直接保有している事業会社が当社に対して支払うブランド使用料、経営指導料及
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び受取利息を主な収益源とし、さらに各事業会社の業績や財政状態に応じて支払う配当金を収入と しております。このため、各事業会社の財政状態が悪化し、当社に対して配当を支払えない状況が 生じた場合には、当社の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
(13)株式価値の希薄化について
当社は、資金調達の目的により、平成6年6月30日に「第3回無担保転換社債」、平成16年 4月23日に「2007年満期円貨建転換社債型新株予約権付社債」を発行しています。当該社債 の転換請求及び新株予約権の行使がされた場合、当社の1株当たりの株式の価値は希薄化する可能 性があります。
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5 【経営上の重要な契約等】 販売契約
契約会社名 契約事項 契約締結先 発効年月日
サッポロビール㈱ ( 連結子会社) サッポロ・ギネス㈱ ( 持分法適用関連会社)
ギネスビールの販売契約 DI AGEOI RELAND 平成16年9月1日
6 【研究開発活動】
当社グループ(当社及び連結子会社)の研究開発はそれぞれの事業分野の研究開発部門が、お客 様視点に立ち、顧客価値創造のために積極的に活動を推進しています。
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の研究開発費は2, 014百万円です。 事業の種類別セグメントの状況は次のとおりであります。
[酒類事業]
1. ビール・発泡酒等の商品開発について
2月4日より「ドラフトワン」を全国発売し、麦芽・麦を使用せずにエンドウたんぱくを使用し て醸造したかつてない「スッキリとした味」が、新しい価値提案としてお客様の広いご支持を頂き ました。
2. 酒類等に関連する研究開発について
価値創造フロンティア研究所、バイオリソース開発研究所、商品・技術開発部の体制で研究開発 を展開し、お客様に認められる価値創造に邁進しています。
お客様にお約束する安全・安心のために、品質の維持・向上に向け生産現場と協働で技術開発に 取り組んでいます。分析技術開発では、革新的な微生物検査システムの開発など、信頼性の向上を 目指して先端技術の導入に努めています。
また、味覚から脳波にまで至る感性工学的手法を駆使した解析による全く新しい視点からの研究 開発も種々の成果を出しつつあります。
醸造技術を活用した地球環境の問題への取り組みの例として、食品会社からの廃棄物や排水をエ ネルギー資源として活用する「水素・メタン二段醗酵システム」等の実用化に向けて、バイオマス に関する研究開発を進めています。
また、食品分野への研究開発にも展開しています 3. 原料研究について
大麦の品種開発については、生産基盤の確立をめざし、カナダとオーストラリアにおいて開発品 種の協働契約栽培を行い、新製品開発に貢献しました。
先端研究として、最新ポストゲノム技術を用いた原料大麦の解析に取り組んでいます。
ホップについては、主要生産国での適応試験を積極的に推進し、サッポロブランドの品種を育成 中です。また、ECO栽培に向けての研究開発に取り組んでいます。
更に大麦・ホップにおける各種成分および育種技術に関する研究を展開し、ビールの味・機能性 向上のみならず機能性食品開発をも目指しています。
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4. アグリ事業について
サッポロビール㈱のホップ品種開発技術および栽培加工技術を基盤とした中国新疆ウイグル自治 区におけるホップ事業は順調に推移し、中国ホップ市場第一位の25%を占めています。
また、サッポロビール㈱が開発したファインアロマホップ(中国名:札一 国際名:SA- 1)は、そ の品質の高さが認められ、本年から海外の主要ビール会社でも使われるようになり、輸出が始まり ました。
酒類事業の研究開発費の金額は1, 657百万円です。
[飲料事業] 1. 商品開発について
食品に関するお客様の健康志向、本物志向はますます高まりをみせています。当連結会計年度は こうしたお客様の志向にお答えできる商品の開発に注力しました。
健康志向にお応えする商品としては、玉露の持つ健康価値に着目したリラックス系健康緑茶「玉 露入りテアニン緑茶」や、健康素材として注目される「黒豆」を使用したお茶に「大豆イソフラボ ン」を加えた「イソフラボン黒豆茶」などを商品化しました。
本物志向対応する商品としては、本物の果実のような食感を楽しめる果汁飲料「美味しぼり」シ リーズ、プレミアム感を訴求した炭酸飲料「Spar kl i ng」シリーズや、北海道産牛乳のみを使用した
「北海道」ブランドなどを商品化しました。 2. 技術開発
製品の安全性をより一層確かなものにするための分析技術の革新・確立、ならびに商品の付加価 値を増大させる素材および機能の研究を重点的に行いました。
分析技術については、前連結会計年度より引続いてLAMP法を用いた耐熱性好酸性菌の判定方法に 関する研究を重ね、科学機器メーカーとの有害菌同定キットの共同開発を実施、また検査時間の一 層の短縮を可能にしました。本技術は清涼飲料水原材料の品質保証に大きな貢献をするものと期待 されています。
素材・機能の研究については、緑茶などに含まれるの成分で、機能性が注目されている「テアニ ン」のストレス低減効果に関する試験を、静岡県立大学と共同で実施しました。この結果について は日本農芸化学会にて発表を行う予定です。
飲料事業の研究開発費の金額は356百万円です。
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7 【財政状態及び経営成績の分析】
当連結会計年度における財政状態及び経営成績の分析は、以下の通りであります。
なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断した ものであり、将来に関する事項には不確実性を内在しており、あるいはリスクを含んでいるため、将 来生じる実際の結果と大きく異なる可能性があります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づ いて作成されています。
連結財務諸表の作成においては、連結会計年度末日における資産・負債の金額及び偶発債務の開示、 ならびに連結会計年度における収益・費用の適正な計上を行うため、見積りや前提が必要となります。 当社グループは、過去の実績、または各状況下で最も合理的と判断される前提に基づき見積りを実施 しています。
以下、当社グループの財政状態や経営成績にとって重要であり、かつ相当程度の経営判断や見積り を必要とする重要な会計方針についてご説明します。
① 投資有価証券の減損
投資有価証券の時価の下落が著しく、かつ回復可能性があると認められない株式などについては、 減損処理を行っています。時価のある投資有価証券については、連結決算日における時価が取得原価 に比べて50%以上下落した場合は全ての銘柄について、減損処理を行っており、30%以上50% 未満下落した場合は、個々の銘柄について、その時価が取得原価を下回っている期間と程度、予測さ れる時価の回復の可能性及び財政状態を精査し、必要と認められた額の減損を行っています。また、 時価のない投資有価証券については実質価格が取得原価に比べて50%以上下落した場合は回復の可 能性及び財政状態を精査し、減損処理を行っています。
② 固定資産の減損
当連結会計年度において、地価の下落している土地及び収益性低下などにより投資額の回収が困難 と見込まれる事業用資産について減損処理を行っています。また、前述以外の固定資産についての回 収可能性は、将来の収益計画に基づき判断していますが、将来の収益獲得が見込めなくなった場合は、 減損損失が発生することで当社グループの連結財務諸表に影響を与える可能性があります。
③ 貸倒引当金
貸倒引当金は、債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸 倒懸念債権及び破産更生債権などについては個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上して います。相手先の財務状況が悪化した場合は、貸倒引当金を積み増すことで、当社グループの連結財 務諸表に影響を与える可能性があります。
④ 繰延税金資産の回収可能性
繰延税金資産の回収可能性は、将来における課税所得の見積りにより影響を受けます。市場環境や 経営成績の悪化により、将来の課税所得の見積り額が減少した場合、繰延税金資産が取崩されること により、当社グループの連結財務諸表に影響を与える可能性があります。
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⑤ 退職給付引当金及び退職給付費用
退職給付引当金及び退職給付費用の計算には、割引率、年金資産の期待運用収益率などの基礎率に 見積りの要素が含まれており、これら基礎率の変動により当社グループの連結財務諸表に影響を与え る可能性があります。
(2)当連結会計年度の経営成績の分析
① 売上高
売上高は前連結会計年度を154億円上回り、4,949億円(前年同期比103.2%)となり ました。事業セグメント別に見ますと、酒類事業3,645億円(前年同期比106.6%)、飲料 事業693億円(前年同期比106.4%)、外食事業266億円(前年同期比100.1%)、不 動産事業225億円(前年同期比67.3%)、その他の事業119億円(前年同期比96.0%) となりました。
② 売上原価、販売費及び一般管理費
売 上 原 価 は 売 上 の 増 加 に 伴 い 、 前 連 結 会 計 年 度 か ら 8 億 円 増 加 し 、 3 , 3 9 4 億 円 ( 前 年 同 期 比 100.3%)となりました。売上原価の売上高に対する比率は、酒類事業の生産拠点集中の効果に より製造固定費が減少したこと及びエネルギーコスト削減により、2.0ポイント低下し68.6% となりました。
販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 は 前 連 結 会 計 年 度 か ら 4 2 億 円 増 加 し 、 1 , 3 1 8 億 円 ( 前 年 同 期 比 103.3%)となりました。これは販売奨励金及び手数料が前連結会計年度に比し16億円増加、 広告宣伝費が前連結会計年度に比し29億円増加したことが主な要因です。
③ 営業利益
営業利益は前連結会計年度を103億円上回り、236億円(前年同期比177.4%)となりま した。事業の種類別セグメントの営業利益は次の通りです。
[ 酒類事業]
酒類事業では、主力のビール事業において2月に全国発売した「サッポロDr af t One(ドラフトワ ン)」の大ヒットなどで、売上を伸ばしたことに加え、生産拠点集中を始めとする体質改善策が営業 利益の増加に貢献しました。積極的なマーケティング施策を展開する中ブランド構築に取組んだこと により、広告宣伝費が増加しましたが、営業利益は188億円(前年同期比414.2%)となりま した。
[ 飲料事業]
飲料事業は夏場の猛暑もあり、売上高が増加し、また、効率的な販売費の使用などの効果もあり、 営業利益は4億円(前年同期比13億円増)となりました。
[ 外食事業]
外食事業は、不採算店を閉鎖する一方で、新業態店舗を中心とする新規出店による売上拡大に努め るとともに、人件費、諸経費などのコスト削減を進めた結果、営業利益は2億円(前年同期比13億 円増)となりました。
ファイル名:020_0221000101703.doc 更新日時:2005/03/31 5:20 印刷日時:05/03/31 9:38
[ 不動産事業]
不動産事業は、賃貸部門に関しては業界全体としての賃料水準の低下傾向が続く中、売上高が減少 しましたが、減価償却費などのコスト減少により営業利益は増加しました。一方、販売用不動産は当 連結会計年度は売上が大きく減少したことにより、営業利益が大きく減少しました。この結果、事業 全体の営業利益は59億円(前年同期比44.2%)となりました。
[ その他]
平成16年12月1日に「ウェスティンホテル東京」を売却しました。 営業損失は前年同期比並の2億円となりました。
④ 営業外損益及び経常利益
営業外収益20億円から営業外費用76億円を差引き、営業外損益は56億円のマイナス(前年同 期比9億円増収)となりました。受取利息及び受取配当金から支払利息などを差引いた金融収支は、 前連結会計年度の50億円のマイナスに対し、当連結会計年度は41億円のマイナスに減少しました。 これは、有利子負債の圧縮に努めたことが主な要因です。
たな卸資産廃棄損はサプライチェーンマネジメントを強化し、需給予測の精度向上に努めましたが、 ワインを始めとする品種の多様化もあり、前連結会計年度とほぼ同額の16億円となりました。
以上の結果、経常利益は180億円(前年同期比265.2%)となり、過去最高となりました。
⑤ 特別損益
特別利益は98億円となりました。当連結会計年度は財務体質改善を目的にホテル事業を始めとす る保有資産の売却を行いました。
なお、特別利益の主な内訳は以下の通りです。
事業売却益は68億円となりました。㈱サッポロホテルエンタプライズ(「ウェスティンホテル東 京」の運営会社)の株式の100%及び土地・建物を売却したものです。
固定資産売却益は24億円となりました。前連結会計年度に閉鎖した埼玉工場の跡地の一部及び物 流センターとして使用していた土地の売却などを行いました。
投資有価証券売却益は4億円となりました。上場株式などの売却を行いました。
特別損失は201億円となりました。当連結会計年度は固定資産の減損に係る会計基準を早期適用 し、財務体質の一層の健全化を図りました。さらに、含み損となる資産の売却も行いました。
なお、特別損失の主な内訳は以下の通りです。
固定資産除却損は38億円となりました。生産設備に関する除却損などを計上しました。
固定資産売却損は75億円となりました。含み損となっていた、賃貸用の土地及び建物について売 却を行いました。
減損損失は60億円となりました。固定資産の減損に係る会計基準を早期適用することにより減損 損失を計上しました。詳細につきましては「連結損益計算書関係の注記」に記載の通りです。
関連事業損失は10億円となりました。花卉事業における資産処分を行いました。
社 債 償 還 損 は 8 億 円 と な り ま し た 。 将 来 の 金 利 負 担 を 軽 減 す る 目 的 で 、 社 債 の 債 務 履 行 引 受 契 約
(信託型デットアサンプション契約)を行いました。
投資有価証券評価損等は6億円となりました。主な要因は、時価のない投資有価証券の実質価格が 下落したことによるものです。
ファイル名:020_0221000101703.doc 更新日時:2005/03/31 5:20 印刷日時:05/03/31 9:38
⑥ 法人税等及び当期純利益
法人税、住民税及び事業税と法人税等調整額を合わせた税金費用合計は30億円で、税金等調整前 当期純利益に対する負担率は39.4%です。法定実効税率(43.9%)との差4.5%につきま しては、主に法人税等調整額によるものです。詳細につきましては「税効果会計関係の注記」に記載 の通りです。
以上の結果、当期純利益は46億円(前年同期比192.4%)となりました。
(3)事業戦略と見通し [ 酒類事業]
酒類事業では、主力のビール事業においてサッポロビールならではの4価格帯のマーケティングを 前面に「ブランドビルディング」を進め、「2006年までに麦芽とホップを100%協働契約栽培 にする」という取り組みにより「コーポレートブランドの強化」を図ります。
「サッポロ Dr af t One(ドラフトワン)」は、前連結会計年度の勢いをそのままに、一層のブラン ド 力 強 化 に 取 り 組 み ま す 。 年 間 を 通 し て 実 施 す る 「 実 感 ト ラ イ 」 キ ャ ン ペ ー ン を 始 め 、 様 々 な プ ロ モ ー シ ョ ン を 展 開 し ま す 。 「 北 海 道 生 搾 り 」 や 「 サ ッ ポ ロ 生 ビ ー ル 黒 ラ ベ ル 」 で は 、 「 協 働 契 約 栽 培」への取り組みをCMなどを通じてお客様に訴えていき、原料へのこだわりを積極的に訴求します。
業務用市場では、独自の樽生ビールサーバーを活用した「セパレシステム」に注力し、飲食店で提 供される樽生ビールの品質にもこだわります。
「 ヱ ビ ス ビ ー ル 」 は 、 “ 季 節 と 食 ” を テ ー マ に C M と 店 頭 の 連 動 を 図 る ほ か 、 「 ヱ ビ ス 超 長 期 熟 成」を限定販売するなど、ビールの新たなおいしさも提案します。
国 産 ワ イ ン で は 、 品 質 の フ ラ ッ グ シ ッ プ 「 グ ラ ン ポ レ ー ル 」 と ト ッ プ シ ェ ア 「 う れ し い ワ イ ン 」
「クリアドライ」を中心に展開するとともに、市場に合わせた大型新商品も投入します。輸入ワイン では、「イエローテイル」を始めとしたパワーブランドの育成に積極的に取り組みます。
[ 飲料事業]
飲料事業では、本年を事業基盤完成の年と位置付けて、ブランド育成力の強化に努めていきます。 商品については、拡大の続く無糖系飲料市場でのポジション確立、炭酸・果汁飲料の一層の強化に 加え、「北海道」ブランドをはじめとする高付加価値商品の育成に取り組み、売上の拡大を図ります。
「安心・安全・健康・本物」をキーワードに、お客様にご満足いただける確かな価値のある新商品の 開発に注力します。
また、企業体質の革新・強化を図るべく、研究開発から販売まで一貫した体制の構築に努めます。 [ 外食事業]
外食事業では、回復基調が見られる既存店部門については、大型店舗を中心にさらなる収益の拡大 に 取 り 組 み ま す 。 優 良 な 立 地 で 長 い 期 間 営 業 を 続 け て き た こ と に よ る 強 み を 活 か し 、 今 後 増 加 す る
「ゆとりあるシルバー世代」に対する提案と販売促進活動を推進します。一方、成長期にある新業態 店舗については、出店を加速し新たなお客様層の獲得に努めていきます。